大津市・木造瓦葺2階建て解体工事
こんにちは、山火工業です。
今回は、大津市内での木造解体におきまして
レアケースな基礎が発見されたのでご紹介させていただきます。
建物は、平坦な土地に昭和40年代に建てられた33坪の一般的な戸建て住宅です。
作業は通常通りに植栽等を先行して撤去し飛散防止シートを張る仮設工事を行い、
内装・躯体解体へと順調に進めていきました。
上屋の建物が無くなり外壁部分の基礎を起こし間仕切り・内壁部分の基礎を起こした際に…‼‼⁉
1.5m程の深さまで入った基礎が出てきました。
この建物の外周基礎は「布基礎」地中部分の根入れや捨コンで大体50㎝程掘れば撤去出来ます。
2階を支えている部分だけ「深基礎」となっていました。(当時の理由は定かではないですが、地盤や建物の嵩上げ等あるそうです。)
施主様に報告すると、家を新築する為にハウスメーカーさんで最終図面を引いている段階‼
急遽、ハウスメーカーの設計士さんと情報をやり取りした結果、地盤の再調査・基礎の変更を検討される事となりました。
設計士さんも、解体前に家の周囲で地盤調査し問題なかったのだが…こんなケースは珍しいと仰ってました。
解体現場は、立地や条件が毎回違い「1つとして同じ現場は無い」と言われますが切に思う現場でした。
最後は、施主様の要望もあり角地の片面は「土の鋤取り」もう片面は緩やかな「のり面」で整地させていただきました。
近隣の皆様には、ご理解ご協力を賜りありがとうございました。